認知症の親の徘徊対策GPSを比較|まもサーチ3を選んだ理由と他社との違い

製品レビュー(IoTグッズ)
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「親が外に出て、帰ってこなかったら…」認知症介護で多くの人が想像するこの不安に、GPS端末は心強い備えになります。

ただ、いざ選ぼうとすると「まもサーチ3」「みてねみまもりGPS」「BoTトーク」など似たような製品が並んでいて、どれを選べばいいか迷う方が多いと思います。

この記事では、私が実際にまもサーチ3を選んだ理由を中心に、料金・精度・機能の違いを比較しながら解説します。徘徊対策のGPSをこれから選ぶ方の判断材料になれば幸いです。

なぜ無料の位置情報サービスを選ばなかったのか

GPSを検討し始めた頃、まず試したのは無料の位置情報共有アプリでした。スマホを持ち歩いてもらえれば追加コストがかからず、手軽に始められるからです。

ただ実際に使ってみると、位置情報の更新が遅く、数百メートル単位でズレて表示されるという致命的な欠点がありました。徘徊が心配なタイミングでこそ正確な位置が必要なのに、肝心な場面で役に立たない。これでは安心材料になりません。

そこで、信頼性を最優先に有料の専用GPS端末を比較検討することにしました。

比較した3つのGPS端末

今回比較したのは、高齢者・認知症の見守りでよく名前が挙がる以下の3機種です。

  • まもサーチ3:私が実際に導入し、今も使っている端末
  • みてねみまもりGPS:「家族アルバムみてね」が提供するGPS
  • BoTトーク:人気シリーズ「GPS BoT」のトーク機能付きモデル

いずれも本体価格+月額利用料が必要なタイプで、子ども向け・高齢者向けの両方で使われています。

料金・精度・機能を比較

比較項目 まもサーチ3 みてねみまもりGPS BoTトーク
月額料金(基本) 約528円〜 480円(税込528円)〜 528円〜(トークなし)
ボイス機能付き月額 680円(税込748円) 748円(トークあり)
位置精度の目安 屋外で数メートル単位 高精度測位で±3m 複数衛星+Wi-Fi補正で高精度
重量 約35g 携帯しやすい小型サイズ 同程度の小型サイズ
特徴的な機能 エリア離脱アラート SOSボタン・歩数計 双方向ボイスメッセージ
防水・防滴 防滴設計 公式サイトで要確認 公式サイトで要確認

💡 製品情報

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私がまもサーチ3を選んだ理由

3機種とも精度面では大きな差を感じにくいレベルまで進化しています。それでも私が最終的にまもサーチ3を選んだ理由は次の3つです。

①エリア離脱アラートの設定が分かりやすかった
自宅から200〜500m離れたらすぐ通知が来る設定を、迷わず終えられました。複雑な設定が苦手な人でも扱いやすいと感じます。

②専用ソフトカバーで「持たせ忘れ」を防げた
外出用の靴に常時取り付ける運用にしたことで、母がGPSを意識せず持ち歩ける状態を作れました。

③実際の徘徊時にきちんと機能した
2024年2月の深夜徘徊では、まもサーチ3で自宅から1kmほど離れた地点をすぐに特定でき、カメまるDの録画映像と合わせて服装も警察に伝えられました。これにより早期の発見・保護につながりました。

→ 詳しくは:【体験談】まもサーチ3で認知症の親の徘徊対策|GPSで位置情報をリアルタイム確認する方法

こんな人には他の機種が向いている

まもサーチ3が万人に最適というわけではありません。状況によっては他の2機種の方が合う場合もあります。

  • 声でのやり取りも重視したい → BoTトーク(双方向ボイスメッセージ機能)
  • 緊急時に親自身からSOSを発信してほしい → みてねみまもりGPS(SOSボタン搭載)
  • 日々の活動量も一緒に見守りたい → みてねみまもりGPS(歩数計機能)

「持たせるだけでいい」を重視するなら機能が少なくシンプルなまもサーチ3が扱いやすく、「親とのやり取りや健康管理も兼ねたい」ならBoTトークやみてねみまもりGPSが候補になります。

月額費用は「高い」のか|実際に助けられた場面で考える

まもサーチ3の月額は528円〜。「毎月かかるなら、もったいないのでは」と感じる方もいるかもしれません。

ただ、私の場合、初期費用約103,860円・月額約3,806円かけて整えたIoT見守り体制の中でも、GPSの月額はごく一部です。それでいて、2024年2月の深夜徘徊では、まもサーチ3の位置情報のおかげで自宅から1kmの地点をすぐに特定でき、早期発見につながりました。

→ 詳しくは:遠距離介護のIoT初期費用はいくら?実際にかかった総額と内訳を公開

「もし、あの夜にGPSがなかったら」と考えると、月額500円台は決して高くないと感じています。

GPSを選ぶときに失敗しないための3つのポイント

①無料・格安プランは避ける
無料の位置情報アプリで実際に痛い目を見た経験から、これは強くお伝えしたいポイントです。いざという時に使えなければ意味がありません。

②持たせる場所を決めてから選ぶ
バッグ、上着のポケット、靴…どこに入れるかによって、サイズや防水性能の優先順位が変わります。

③単体ではなく見守り体制の一部として考える
GPSだけで徘徊リスクをゼロにすることはできません。見守りカメラや安否確認の仕組みと組み合わせることで、より安心な体制になります。

→ あわせて読みたい:遠距離介護IoTの始め方ロードマップ|認知症の親を見守るには何から揃える?

まとめ

  • 無料の位置情報サービスは精度不足で実用性に欠ける
  • まもサーチ3・みてねみまもりGPS・BoTトークはいずれも月額500円台から導入できる
  • 設定のしやすさ・持たせやすさを重視するならまもサーチ3
  • ボイスメッセージやSOSボタンなど追加機能を重視するなら他の2機種も検討の価値あり
  • GPSは単体ではなく、見守り体制全体の一部として考えるのが安心

徘徊は「起きてから対処する」のではなく、「起きる前に備える」ことが何より大切だと、私自身の経験から強く感じています。この記事が、これからGPSを選ぶ方の判断材料になれば嬉しいです。

→ あわせて読みたい:【遠距離介護×認知症】低コストで親を見守るIoTグッズ9選|実体験レポート

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